ナッシュはカロリーが高い？ダイエットに向いてない？糖質制限の正しい理解

この記事では冷凍宅配弁当のナッシュ（nosh）について、本当にカロリーや脂質が高いのか、ダイエットに向いているのかいないのか徹底解説していきます。

全メニュー糖質30g以下、塩分2.5g以下で栄養バランスの優れた食事ができるナッシュ（nosh）ですが、「ダイエット」を目的に考えた時、カロリーや脂質の量が気になる人は多いのではないでしょうか？

「ナッシュのお弁当ってカロリーが高いって本当？」
「脂質が多いメニューもあるけど大丈夫なの？」
「本当にダイエットに向いている食事なの？」

そんな疑問をお持ちの方のために今回は、公式サイトからナッシュのメニューの栄養素を調査し実際にカロリーや脂質がどのくらいなのか、糖質制限をする上で本当にダイエットに適している食事なのか徹底的に調査してみました！

　

この記事を読めば、ナッシュがダイエットに向いているのか、糖質制限をしたいならどんな食べ方をしたらいいのか分かるようになりますよ。

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ナッシュ（nosh）にはカロリーや脂質が高いメニューがある

前提として、ナッシュ（nosh）のメニューには１食あたりのカロリーや脂質量の上限値は有りません。制限値が設けられているのは「糖質」と「塩分」だけです。

結論から言うと、栄養成分はメニューによりバラつきが多いのですが、カロリーや脂質が高いものも確かにあります。

実際に、ナッシュの各メニューのカロリーと脂質量がどのくらいなのか調べてみました。

【nosh（ナッシュ）】1食あたりのカロリー別メニュー数

１食あたりのカロリー量	食事メニュー	パン・デザート
501～550kcal	3
451～500kcal	4
401～450kcal	10
351～400kcal	11
301～350kcal	11
251～300kcal	9
201～250kcal	4
151～200kcal		16
150kcal以下		3

まずカロリーですが、食事メニューの52品中41品（8割）については、251～450kcalの幅にあります。

他の冷凍宅配弁当と比較すると、例えば三ツ星ファームは上限350kcalに抑えられていたり、食宅便は200～300kcal程度に作られててて、それらと比較すると、ナッシュはカロリーが高めと言えます。

ただし、一般的に一日に必要なエネルギー量目安としては、活動量が少ない人でも

• 成人女性：1400～2000kcal
• 成人男性：2200±200kcal程度
  ※農林水産省「食事バランスガイド」参照

ですので、1日3食しっかり食べる場合でも、1食500kcal以下であれば充分適正なカロリー量です。

　

次に脂質についても見てみましょう。

【nosh（ナッシュ）】1食あたりの脂質量別メニュー数

1食あたりの脂質量	食事メニュー	パン・デザート
36~45g	8
31～35g	3
26～30g	9
21～25g	11
16～20g	12	1
11～15g	6	10
6～10g	3	6
5g以下		2

脂質もまた1食あたりの量にバラつきが多いのですが、一番多いのは16～30g程度、高ければ30g以上のものも有ります。

脂質量に制限を設けている宅配弁当はあまり見かけませんが、実際にメニューを見てみると10～25g程度に収まっていることが多いので、脂質についてもナッシュの場合は比較的高めと言えますね。

　

　

ナッシュ（nosh）のカロリーや脂質が高くても大丈夫な理由

実態が分かったところで、カロリーや脂質が高めのナッシュ（nosh）は糖質制限ダイエットの食事として適しているのかが気になりますよね。

そこで「糖質制限とは何か」改めて詳しく勉強してみたところ、その答えはこの本にありました。

著者の山田先生は、北里研究所病院で糖尿病センター長を務める「糖質制限食」の第一人者で、緩やかな糖質制限食として「ロカボ」を推奨する一般社団法人食・楽・健康協会の代表でもあります。

※「ロカボ」、「ロカボ」マークは一般社団法人 食・楽・健康協会の登録商標です。

　

このマーク、見たことありませんか？

最近ではスーパーなどでも糖質に配慮された商品が増えていますので、低糖質なナッツやお菓子等、探してみるとちらほら見かけますよ。

　

「ロカボ」を提唱する山田先生の著書では、最新の論文や研究をもとにした科学的根拠に基づく糖質制限に関する知識が豊富に書かれていて、とても勉強になりました！

糖質制限がダイエットに有効であるという確かな根拠については、こちらの著書も参考になるので、ぜひ読んでみてください。

　

糖質制限ダイエットには、実はカロリー・脂質の制限は必要ない

山田先生の著書によると以下の通りです。

糖質の過剰摂取による血糖値の上昇が中性脂肪を増やす（＝太る要因）とされていて、最新の研究結果によって「カロリー無制限の糖質制限食が一番血糖値を改善する」「食事の脂質が高いほど、逆に血中中性脂肪が下がりやすくなる」ということが明らかにされている。

参考書：糖質制限の真実｜日本人を救う革命的食事法ロカボのすべて　山田悟著

要は、糖質制限ダイエットを行う上ではカロリーや脂質の量を制限する必要は無い、ということです。

なぜなら、血糖値をあげる栄養素は基本的に糖質のみだからです。逆に脂質やタンパク質など他の栄養素はすべて、糖質摂取に伴う血糖上昇にブレーキをかける働きがあるそうです。

日本人が摂りすぎと言われる塩分についても、脂質と塩分は負の関係で、どちらかを増やせばどちらかが減る。油をしっかり摂れば、塩分を使わなくても味が際立つとのこと。

肥満や生活習慣病の要因となる糖質や塩分を抑えるためにも、油をしっかり使って、タンパク質や食物繊維になどを含む食材をたくさん食べることを意識すれば、楽しく健康的に痩せられるそうです。

日進月歩の医療や栄養学の世界では、昔の常識が今の非常識になるのは当たり前なので、「ダイエット＝カロリーを抑える」といった思い込みは今や通用しないということに驚かされました…

　

カロリー制限はもう古い！？

本書では、ダイエット法としてこれまで一般的だった「カロリー制限」は、科学的根拠が薄いとしてその有効性を否定しています。

実際に過去に行われた研究でも、カロリー制限により一定の減量効果は認められたものの、心臓病等の病的リスクは全く減っていなかったそうで、むしろ骨や筋肉などの減少にもつながる可能性があるとして、その弊害が着目されてきているのです。

カロリー制限の食事は、お腹いっぱい食べられず我慢を強いられる精神的な苦痛に加え、結果健康を損なう可能性のある非健康的なダイエット法だということです。

また、精神的なストレスが大きいのでそもそも続けにくい、リバウンドしやすいこともデメリットになります。

カロリーで大事なのは量ではなく質。
例えばカロリーは全く同じでも、糖質たっぷりのご飯大盛りだけを食べるのと、野菜などをふんだんに使ったスープをたっぷり食べるのとでは全然違いますよね。

単に『食べる量』を減らせばいいということでなく『食べる内容』をより意識しなさい、という教えにはとても共感できます。

　

1食あたりの糖質量20～40g。これだけ守れば糖質制限ダイエットが出来る

山田先生が仰るには、高血糖および肥満を解消するには、カロリーや脂質ではなく「糖質量だけを気にすれば良い」とのことです。

糖質量の目安を以下に抑えれば、その他の栄養素には制限がありません。

【ロカボ糖質量目安】
・1食あたり：20～40g
・デザート：10g以下
・1日（3食＋間食）：70～130g

糖質の多いご飯を半膳にして、お肉やお魚などのおかずはたっぷり食べましょうというのが「ロカボ」の食事法です。

お肉やお魚は素材自体には糖質が少ないので、食べ方に気を付ければ焼肉だって好きなだけ食べられます。

最近は低糖質なおやつも増えてきましたし、低糖質な甘味料などを上手に活用すればデザートもOKです。

これってすごく嬉しいことじゃないですか？

今までカロリー制限を盲目的に信じてきた私たちにとっては、にわかに信じがたい話ですが、実際に科学的にも効果があると証明されていますので、頭の中の常識をリセットする必要がありますね。

　

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糖質制限ダイエットの気になる疑問（Q＆A）まとめ

冷凍宅配弁当で糖質制限ダイエットをする上で気になるQ＆Aをまとめてみました。

　

Q.糖質制限ダイエットには糖質をとことん抑えたお弁当を選ぶべき？
A.極端な糖質制限とゆるやかな糖質制限では減量効果に差は無いそうです。むしろ極端な制限は悪玉コレステロールが増えるとのデータもあります。単に糖質量が低いからという理由で選ぶのではなく、適正な糖質量の範囲で続けやすいものを選ぶべきだと思います。

　

Q.主食はご飯を付けてもいい？お弁当だけで食べるべき？
A.糖質量の多いご飯はなるべく少なめが良いとされていますが、炭水化物には食物繊維もふくまれていますので、完全に抜くよりは適正値の範囲内で食べる方が続けやすいです。メニューに合わせて糖質量が適正値を超えないように調整しましょう。（目安：半膳70gで糖質約25g）

　

Q.低糖質甘味料は身体によくないのでは？
A.適切な使用量を守れば、健康に影響は有りません。例えば上限が設定されている甘味料（シュガーカットゼロ）でも、毎日低糖質ケーキ1ホール分という、現実で摂取するにはあり得ない量に相当します。同量の砂糖を使うよりも遥かに安全で、楽しい食生活につながります。

　

Q.食べ方に順序はある？
A.血糖値の上がりにくい食べ方としては、糖質を最後にする「カーボラスト」が推奨されています。野菜が最初である必要はありませんが、肉や魚などのおかずを先に食べ、最後にご飯を食べれば、糖質を食べる量を少なくしやすいです。

　[参考］おいしく楽しく適正糖質「ロカボ」公式サイト　ロカボ辞典 　糖質豆知識

　

糖質制限ダイエットにナッシュ（nosh）を活用するメリット

糖質制限ダイエットについての理解が深まったところで、改めてナッシュ（nosh）のお弁当の特徴と糖質制限ダイエットに活用するメリットについて見ていきたいと思います。

主食を減らして、お肉やお魚、野菜など糖質以外の栄養素をたくさん摂りましょうという「ロカボ」な食べ方において、副菜を何品も用意したり毎回自分で用意するのは大変ですよね。

そんな時、ナッシュなら正に適正な糖質量で美味しく健康的な糖質制限食を、ワンコイン程度の金額で手軽に始められます。

たんぱく質や食物繊維等の栄養素もたっぷり摂れますし、カロリーや脂質も低すぎず程よい食べ応えなので、他の低糖質な宅配弁当と比べても断トツで続けやすいんです。

実は、大手フィットネスジム「ルネサンス」では、ナッシュの低糖質な冷凍弁当を活用したダイエットサポートプログラムを提供しています。

実際にナッシュを食べてダイエットに成功したジムスタッフの事例も紹介していて、効果の高いサポート商品として採用されているんです。

大手企業も認めるナッシュの冷凍弁当ならダイエットに向いている根拠としても、かなり信頼性があると言えるのではないでしょうか。

　

ナッシュについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね！

まとめ｜やっぱりナッシュは糖質制限ダイエットに向いている！

今回、糖質制限について調べてみると、改めてナッシュ（nosh）の宅配弁当は健康的に楽しくダイエットする食事法として最適だということに気づかされました。

実際にカロリーや脂質の制限がないナッシュのお弁当は、食べていても満足感があり、食べるのが楽しくなるダイエット食です。

根拠のない常識や思い込みで「ナッシュはカロリーが高いからダイエットに向かないのでは…？」と不安に思っている方がいれば、声を大にしてこの事実を伝えたいです。

カロリーが高いのが気になって迷っていたあなたも、この機会に是非！

ナッシュの宅配弁当を活用して、美味しく食べて健康的に痩せる糖質制限ダイエットを始めてみませんか？

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※nosh（ナッシュ）の冷凍宅配弁当は、一般社団法人 食・楽・健康協会が指定する「ロカボ商品」ではありません。本記事の内容は、あくまでnosh（ナッシュ）の商品の特徴や、当協会が提唱する「ロカボ」の性質などから考察したものになりますので、その点ご了承ください。